腹八分目を維持する

寿命が尽きる2年前 日下部羊

一見見て、この人は長生きしないだろうなと感じることが時々あります。
自分から寿命を大事にしない人です。
まだ若いのに布袋さんのように太っている人。
肥満は体に悪いと分かっていながら、それでも太ってしまうのは、食欲のコントロールが難しいからでしょう。
おそらく脳の満腹中枢に問題があって、同じだけ食べても、人より満足が得にくい可能性があります。
胃は食べれば食べるほど拡大し、拡大すると腹いっぱいの感覚が遠のき、さらに食べるからまた胃が広がるという悪循環に陥ります。
逆に常に腹八分目にしておくと、胃は小さめのまま維持できて、腹いっぱいの感覚も得やすく、小食で満足できるようになります。

ストレスは、思い通りにならないことを思い通りにしようとすると発生しますから、欲望の強い人、潔癖な人、不寛容な人はストレスが多いことになります。
仕事に忙殺され、人間関係に疲弊し、幸福の追求に翻弄されている人は、寿命を大事にしているとはいえません。
その不健康さを補うために、健診や人間ドックで検査を受けるのは本末転倒です。