こんな実験がありました。
３個の植木鉢に同じ苗を植えます。植木鉢は並べて置き、同じように日光が当たるようにします。肥料も水も同量を与えます。
ただ唯一の違いは、それぞれに違った風に話しかけるということです。
第一の苗期には「なんて素敵な苗木だろう。やわらかな新芽だし、根はしっかり土に張っているね！」と褒めちぎります。
第二の苗木には、声をかけません。
そして第三の苗木には「なんて貧弱な苗木なんだろう。うんざりするね。これじゃ土がもったいないね・・！」などと、いじわるだけ言ってけなし続けます。
その結果、時間が経つにつれ、褒められた苗木は健やかに育ち、言葉をかけなかった植物はそれなりに育ち、けなされた苗木は発育が遅れ貧弱になったそうです。
もし私たちが人々や物事に感謝できるなら、共鳴によって肯定的な体験が引き寄せられ、良いことが起きるといいます。
そして「感謝することによって幸せになった」ことを自覚できれば、もっと簡単に感謝することができるようになります。
自身が、心から感謝している人を想像してみましょう。
その人が、どれほど自分にとってありがたい存在であるかをイメージしてみます。
どんな気分になりますか？ 身体がリラックスしてきませんか？
もしその人が、あなたに何かを頼んできたら、できる限り協力してあげたいと思うのではありませんか？
感謝することで、自分自身の波動と自分自身の願望の波動に、他の人の協力したいというエネルギーが一致するようになり、その結果望ましい結果が引き寄せられるのだそうです。