女性脳

女の機嫌の直し方から

「何が正しくて、何が正しくないのか」で議論しても、まったく埒が明きません。
どうも女性たちは、客観的に照らして正しいことを正しいと言うのではなく、自分にとって心地いいことを正しいと呼んでいるようです。
正解が彼女の中にある以上、男性は手も足も出ません。

男は長らく「狩り」をして、家族を危険から守ってきました。
よって男性脳は、近くより遠くに意識が働くようにできています。
男性脳は反対に、目の前の存在に対する観察力が低いので、目の前のいる存在である妻にしてみたら自分の思いに無頓着な朴念仁に見えてしまうといいます。

女性は事の発端から語りたがります。
男性は、最初に話しの目的、あるいは結論を知りたがります。
男女では、話の流れが真逆なのです。
女性脳は、プロセスを語るその裏で「何が正しいのか」を探っています。
ことの経緯を語る中で真実に気づき、自分の失言に気づいたりします。
なので、女性の話の腰を折ることはご法度になります。
男性は、なかなか結論に達しない女性の話しにイライラして、「結局何が言いたいわけ?」なんて言ってしまうのでケンカになってしまいます。

男性は、あまり怙贔屓をしません。
公平を順守するのが男性脳だからです。
隣のおばさんの話しと妻の話しを聞いて、公平に審判を下そうとします。
これが妻は気に入りません。
妻は「何があっても私の味方じゃないの!」と思ってしまいます。

女性は、問題解決は基本的に自分でします。
経緯を語りつくしたのに、どうにも答えが出ないときだけ、救いの手を必要とします。
そのとき男性は、女性に共感してあげることが大切なのだそうです。
「なんだか体調がすぐれなくて・・・」と妻に言われて
いきなり「医者に行ったのか!?」なんて返すのは最悪です。
正解は共感で返すのです。
「体調が悪いの?・・それはつらいね・・」です。
それだけで、女性の不調が軽減することもあるのだそうです。