貨車

「驕りは人生の9合目にあらわれる」といわれています。
驕るような人は権力が好きなようですから、いらないものを満載した貨車を何台も自分のお尻に連結していきます。

それでも自分がまだ元気なうちは何とかなります。しかし頂上から下りに入ったら、連結している貨車の重みでブレーキが利かなくなり、大事故につながりかねません。

ですから、そろそろ頂上が近づいてきたかなと思ったら貨車は少なくしていく方がいいのです。そうすれば、下りに入っても止まることができるからです。

肩書や地位のある人、財産のある人は、現状を維持しようとする傾向にあり、ブレーキを踏む勇気さえ失うことがあるといいます。