目の前のやる事に感謝して取り組む

「ずっと自分探しをしてきましたが、本当の自分が見つからないのです」という人がいます。
「本当の自分が見つからない=気に入らない自分がいる」というように、自分探しをしている人は、今の自分を否定しているのかもしれません。
もっとすごい自分が、どこかにいるわけではありません。
「私はこんな会社で、つまらない仕事をする人間ではない。もっとすごい使命や役割があるはずだ!」と思って、今やるべき仕事に手を抜いているとします。
もし私が神様で、上からその様子を見ていたとしたら、「今やるべき仕事をやっていないのならば、すごい仕事を与えても、多分この人はやらないだろうな?!」と思うことでしょう。

与えられた仕事を120%の力を出し切って、嬉々としてやっていると、大きな仕事が流れてくるようです。
この人なら、これ位大きな仕事を任せても大丈夫だろうと、誰もが思うからです。
自分が何かをやろうと力んでいるうちは、何も流れてこないかもしれません。
今やるべきことが存在するなら、それを手を抜かずに感謝してやることで、もっと大事な次の仕事や役割が与えられるのでしょう。