左脳は体の右側の運動機能や言語の処理、計算、論理的思考を司どっています。右脳は体の左側の運動機能や空間認知、直感や創造性、イメージ思考を司どると言われています。
女性の場合、 論理的体系を司る左脳と感情、感覚を司る右脳の両方を使って話をすると考えられています。なぜなら女性は右脳と左脳をつなぐ脳梁が男性よりも太いからです。
それに対して男性は主に左脳で考え話をします。論理的で筋の通った話が好きで、自分の感情を言語化するのは得意ではありません。
男性が女性のおしゃべりに「いつになったら終わるのだろう」と感じ、女性は男性の話を「理屈ばかりでつまらない」と感じて会話がかみ合わないのは、会話をするときの脳の使い方が違うからだと考えられています。
こうした男女の脳の違いは、男性が狩りに行って獲物を捕らえ、残された女性群は住まいを守りながら育児や食物の採集をするという、役割分担に適応して発達した特性だと考えられています。