歩む道

他人との比較を通してしか自分の優越感を感じられない人、自分を大きく演出することでしか自分を保てない人が多くいらっしゃるということを聞いたことがあります。でも、どんなに着飾ったって演出しても、内面の自分はしんどいだけでしょうね。

人と比べて一喜一憂してしまうのは、自分の人生の目的が見つかっていないことの証拠だといいます。自分の役割や使命が見つかると、人と比べることはなくなります。自分の進むべき道がはっきりしているので、人と比較する必要がないからです。その結果、お互いの生き方を尊重し合うことができます。

人生を見つめ直す方法の一つに、自分が「棺おけ」に入っている姿を想像をするというのがあります。自分の「死後」を想像し、そこから自分の歩んできた人生を振返ります。「あの時ああすれば良かった、こうしたかった」という今までの生き方を振返り、今から前向きに生きていくための道を模索していこうというものです。