使命

成功して幸せな人は、自分の使命をもっているからだ、と聞いたことがあります。
使命とは、使者として与えられた任務であり天職です。
使命があれば、毎朝、これからの1日に興奮と情熱を感じることができるでしょう。
使命を持つことが、この世に生まれた理由なのかもしれません。
自分の使命を見つけ、情熱をもってそれを追求する努力をすれば、人生はきっと実りの多いものになります。
自分の使命をないがしろにすると、人生の痛みや不満を紛らすために、お酒や喫煙やドラッグに、または仕事やテレビ中毒になりやすくなるといいます。

使命とは目標より、高いレベルにあります。
出世する、お金持ちになる、というような目標は、一旦達成してしまえば終わりですが、使命は一生の仕事です。
使命を果たすというのは、難しいことではありません。
自分が持っている才能を活用して「世界をちょっとだけ良くしよう」とすることです。
私が朝ジョギングをしている時に、よく会う女性がいます。
多分通勤の途中だと思うのですが、左手にビニール袋を下げて、道に落ちているゴミを拾いながら歩いていきます。
私はこの女性に会うと、心の中で手を合わせ「あなたはすごい人です!」と感服し, 合掌してしまいます。

この世には2つの悲劇しかない。1つは欲しいものが手に入らないこと。2つ目は欲しいものが手に入ることである。(イギリスの詩人 オスカー・ワイルド)

彼は田舎で死に物狂いで働き町に住めるようになれた。そこで今度は町で死に物狂いで働き、田舎に住めるようになった。(アメリカの作家 ドン・マルキー)