人の悪口、嫌味を言う人には

明日この世を去るとしても今日の花に水をあげなさい 樋野興夫

人の悪口ばかり言う人、人に嫌味ばかり言う人、どこにでも1人はいます。
悪口や嫌味に辟易しているひとには次のような話をします。
「そういうことで一喜一憂しても何も解決しないよ。注意して相手が変わってくれるのならいいけど、人はそう簡単には変われないからね。そういう時は、相手を無視した方がいいんだよ。命に別状はないんだから、ただ放っておくといいよ。30秒も我慢すれば大体相手は去ってしまうから。それでも我慢できないときはこう思いなさい。どうせ人は死ぬんだから。そうすれば30秒なんてあっという間に過ぎますよ」

何か一言、言い返さずにはいられない。その時は慎重に言葉を選んで一撃を加えてもいいでしょう。
たとえば「くだらない!」
これはダメです。
「くだらない」では相手がヒートアップしてしまいます。
「分かりました、どうもありがとうございます」はどうでしょうか。
効果ありです。
「あなたに会うのはこれが最後です」と最後通牒を突き付けることができます。
きっと相手は虚しさを感じて口をつぐむことでしょう。
言いたいだけ言わせておいて「分かりました。もうけっこうです。それじゃあ、さようなら」と自分からその場を去っていくのです。

大体文句を言ってくるのは寂しい人間です。
寂しいから他人にちょっかいを出してきます。
あなたにかまってほしいのです。

だから逆に「あなたのことは相手にしません」とわからせてやる。
これが一番です。
ただし、これらはあくまで最終手段。
たいていのことは、のみやシラミに1刺しにすぎないと黙って我慢していれば時が解決してくれます。