世間話とは

女性は変化に強いです。
変化が起きた時、瞬時に役に立つ過去のデータを引き出させるからです。
その点、男性は突然の変化に弱いようです。
女性は歳を重ねるほど、とっさの判断に迷いがなくなるそうです。
20代の女性に「これは白なのか黒なのか?」と尋ねると、正解を知っていても「白ですよね?」とあいまいに答えます。
30代になると「白です!」ときっぱりと答える方が多くなります。
40代になると「もちろん白ですが、何か・・・?」と、質問の意図を裏読みする余裕すらでてきます。
50代以降になると、仮に間違った答え方をしてもまったく悪びれない人も多くなります。

スポーツジムにいると、女性群の世間話が耳に入ることがあります。
話の内容は分かりませんが「そうよ!そうなのよね~~~!!!」という共感する大きな声がよく聞こえます。
誰かが一言話すと、周りから「そう、そう、分かるわ~~!!!」という反応が次々に起こります。
男性には、「何を下らない話しをしているんだ。ジムに来たんだから、さっさと体を動かしたらいいのに?」と思ってしまいます。
でも女性にとってこの世間話は、自分があたかも体験したかのように見出しをつけて、脳に「記憶」していく大事な時間なのだそうです。
そのために、女性たちは人の話しに共感していきます。
共感することでストレスを解消し、お互いの知恵を脳に格納し、すっきりして帰っていくのだそうです。

そういえば女性たちが往来の多い道の一角で、何時間もおしゃべりを楽しんでいる姿を拝見しますが、そういうことだったのですね。