ハグは大切な行為

ハグは、愛情・感謝の自然な表現といわれています。
ハグは、人と人の間にある壁を取り除き、心と体の痛みを和らげます。
親が子供をハグし、夫婦がハグをする。
ハグは体を近づけるだけでなく、気持ちも近づけます。

アメリカマサチューセッツ州で、予定日より12週も早く「双子」が生まれました。
体重はそれぞれ900グラム台しかありません。
1人の赤ちゃんの体重は増えましたが、もう1人の赤ちゃんの体重は変わりません。
泣き続けて呼吸困難になり、顔が青くなることもありました。
そんな時、看護師は両親の了解を得て、2人を同じ保育器の中に入れてみました。
すると医師や看護師が見守る中、元気な方の赤ちゃんが危険な状態の赤ちゃんの肩に腕を回して、まるでハグをするような仕草をしました。
奇跡が起きました。
呼吸困難な赤ちゃんは見る間に元気になり始めたといいます。
心拍数は安定し、心臓が力強く動き始めました。
血液の酸素飽和度が上がり、蒼白だった顔は元気そうなピンク色になりました。

そうか、「ハグは人との間にある壁を取り除いてくれるのか」という核心を持った私は妻にハグをしようとしたら「何をするんかい!」といきなり顔を張られました。
どうか皆さんは、こういう関係になる前に、日頃からハグをするように心がけてください。