カメさん型の子供には

子供を計るモノサシは二つあります。
同じ年頃の子供たちとの比較から発達の程度を知るモノサシと、その子自身の中での成長を計るモノサシです。
少しずつではありますが、1日1日充実していく子供の成長を、きめ細かに観察してあげられるのは、お母さんの特権です。

たとえ勉強の面で他の子より少々遅れ気味だとしても、その子自身の中で着実な伸びが認められれば、あせらなくてもいいと思います。
親のあせりは、子供に落ち着きを失わせます。
まして「こんなこともできないの!?」の一言が、子供の自信とヤル気を奪います。

もっと長い目で考えて、その子なりの目標を小刻みに立てて、1つ1つ山を越えるごとに「よくがんばったわね!」と褒めてあげると、子供も自信が持てます。

カメさん型の子供には、お母さんの誉め言葉が何よりのごちそうです。