世の中で最高に幸せそうな人でも、不安や悩みや失望を抱えています。
実は、「幸せ」も「不幸せ」も存在しません。
実態は、そう「思う心がある」だけなのです。
幸せな感情と不幸せな感情の違いは、その気分にどう対処するのかで決まります。
幸いにも、幸せになる道はあります。
妻の悪い所に意識を向ける代わりに、妻のよいところに目を向けるようにします。
仕事がうまくいかないとイライラする代わりに、仕事があって良かったと感謝します。
旅行に行けないと思う代わりに、自宅近辺で楽しめるものを探索してみます。
欲しいものではなく、今持っているものに意識を向けるのです。
地球の年齢でいうと、100年は一瞬にも満たない時間です。
でも確実にいえることは、100年後に自分はこの地球に存在していません。
小さなことにクヨクヨいているのは、もったないのです。
真の幸せは、すべての問題が消えた時に訪れるのではなく、問題を気づきと忍耐を学ぶ場として捉えることができたときにやってきます。
何の苦労もない人生は、成長する機会がありません。