振り子のように

わたしの落書帳から

私たちは、ふだん空気の存在を忘れている。
魚には、海の姿が見えないだろう。
幸せの中にいるときには、幸せの姿が分からない。
幸せが外に出て、いなくなってしまうと、初めて幸せだったと気づく。

楽しいことを追い求めても、人はすぐにその環境に慣れてしまう。
人は慣れ、飽きる生き物だから。
たまに満たされるからいいのであって、いつも満たされていては何も感じなくなってしまう。
いつも満たされていると、人はより強い刺激を求めるようになる。
普通の感覚では、満足できなくなっているからだ。
さらにヒートアップすると、麻薬の力を借りるようになる。。

振り子のように、いいことと嫌なことが交互にやって来るから人生は面白いのにね。