仮に日本中の全員に「１０億円」の宝くじに当たってしまったと仮定しましょう。すると、ほとんどの人は働く意欲をなくして仕事をしなくなるでしょうね。働かなくても十分遊べて、食べていけるからです。
でも誰も働かなくなりますから経済活動が止まります。食べ物は不足し、着る物もなくなります。電気・ガス・水道のインフラも途切れてしまいます。インフラが途切れればスマホやコンピュータも意味がなくなります。世の中の動きはすべてストップしてしまいます。これでは、誰も生きていくことはできませんね。
これだけを考えても、不必要に多いお金は人間をダメにしてしまう可能性が高いということが分かります。生きていくために必要な分があればいいということでしょうか。それも今だけ「天」から預かっていると考えた方がいいです。
それらは世の中を去るときに「天」にお返しするのですから。