自由

社会で働き組織の中に組み込まれていれば、互いに競争しあい、少しでも人の前に出よう、人の上に立とうと焦り、一時として心が休まるときはないかもしれません。

でもひとたび競争原理を離れれば、利益競争や出世競争から解放され自由になれます。
今を受け入れる心の余裕さえあれば、それは可能です。

 晩年になって良かったと思うことは、仕事にしろ遊びにしろ、損得抜きに好きなことができる自由があることです。

 好きなことをして楽しく生きるというのは、そこには「楽しもう」という「欲」さえ起こらないが故に「すべてが楽しくなる」ということなのです。