自己再生の道

今年も今日で最後になりました。
前にも書きましたが「ブリスク通信」は、私自身に宛てたメッセージです。
ともすれば「慢心」しそうな自分を戒めるため、ある時は落ち込んでいる自分を励ますため、そして何より今日一日を「幸せな気持ち」で過ごしたいという願いを込めて書いています。
そのためには常に自分の内面を見つめる必要があります。
毎朝、私は4時半には事務所に来ています。
それは、「静かに自分と向き合う時間を作る」ためです。
私の願いは、自分に宛てたこのメッセージが、読者の一人でもいいので「心に響いていただけたらうれしいな」ということです。

 

自己再生(自分を変える)の方法について

自分を変えるためにはまず「一歩後退」するところから始めたらどうでしょうか。
即座に行動するモードから、自分を観察し評価し直すモードに切り替えてみます。
自分の歩んできた道程を振り返り、冷静に見つめ直すことで、自己再生の鍵を探ります。

自己観察の時期を探るタイミングは、
「判で押したような生活をしていないだろうか」
「仕事に慣れ過ぎて退屈していないだろうか」
「生活の中で、スリルや達成感を味わうことが少なくなってきていないだろうか」
「新しいことに手を出さず、用心深い生活を送っていないだろうか」などです。

昔からの「習慣の束縛」を逃れる方法は「自分が持っているものを捨てたらどうなるのか」を想像してみることです。
それは「お金」かもしれませんし、「自己の評価」かもしれませんし、「仕事や自分に対する厳しい態度」かもしれません。

「本来の仕事とはまったく無関係の仕事に率先して取り組んでみる」
「確立された行動パターンを敢えて変えてみる」
「自分で勝手に設けた制約を少し崩してみる」
ことも面白いかもしれません。

「人生の意味」はちょっとしたところに見出せます。
家族との生活を大事にしようと思い直すこと。
地域社会に参加してリーダーシップを発揮してみようと思うこと。
芸術作品にチャレンジしてみようと思うこと。
ちょっと崇光な気分をもって、人助けをしてみること。

 ほんの「勇気ある」少しの行動で「自分を解放」したり「力づけたり」できるケースは多いと思います。