自分中心から愛情へ

人生で大切なたったひとつのこと

年をとるにつれて、私という自分は小さくなり、その代わりに愛情が増えていきます。
「自分」は、だんだんと「愛情」に入れ替わります。
親になるということは、自分が小さくなる過程の正念場です。
子どものためなら、何があってもかまわないと考えるでしょう。
それが、両親が今日この日、誇らしげな気持ちでいられる理由の一つです。

若いときは、自分に十分な才能や能力があるのかどうか、見極められなくて不安です。
成功できるだろうか? 自立できるだろうか? と。
でも反面、自分の野心に終わりがないことに気づいています。
高校、大学でいい成績をとって、いい仕事に就いて、いい成績をあげて・・・とキリがありません。
それはそれで構いません。

でも、もっとやさしい人になるなら、行動する人、達成する人、夢を持ち続ける人として、自分自身と真摯に向き合うことが必要なのです。