自分が探しているものに注目する

わたしの落書帳から

自分は幸せになりたいと思っていても、心のどこかで「自分はツイていない」と同時に思っていたら、ツイていないことばかりが起きてしまう。
そもそも起こっている出来事によって、「幸」「不幸」が決まるわけではない。
まったく同じことが起こっても、「幸せだなあ」と感じることもあれば、「なんて不幸なんだ・・」と思ってしまうこともある。
つまり受け取る側の自分が、その出来事をどのように捉えるかの問題である。

人間は、自分が探しているものしか見つけることはできない。
普段歩いている道でも、そこに秋らしいものを見つけようとすれば、そこら辺に秋らしいものであふれていることに気づく。
同じように、自分がいかに「不幸」で恵まれていないか、ということばかり考えていれば、不幸と感じさせるものばかりしか目に入らなくなる。
そこで、自分を「幸せ」にしてくれるものばかりを探そうとしていれば、不幸なできごとを見つけることは難しくなるのだ。