真剣に「死」を考えることでプラス感情になれる

わたしの落書帳から

なぜ、わたしは「死」のことをいつも考えているのだろう。
不吉じゃないか、気持ちが暗くなるじゃないかと考えるのは間違い。
真剣に「死」をイメージすると「プラス感情」「プラス思考」になれるのだ。

人間にとって「死」は、間違いなく最悪の事態だろう。
何しろ、自分が存在しなくなり、おまけに肉体も焼かれて骨だけになってしまうのだから。
それに比べれば、倒産もリストラも大したことではないといえる。
この感覚が大事。
倒産してもリストラにあっても、まだ生きているじゃないか。
生きている間は、やり直しができる、と思えるのが重要なんだ。

最悪の事態の中でも、最愛の人の手を握り締めるとプラス感情が沸き起こり、問題を克服することができるらしい。
倒産もリストラも、自分が乗り越えなくてはならない様々な困難も、妻や子供、恋人、友人、両親、誰かの手を握り締めてプラス感情になることで、ラクラク乗り越えていけるという。

真剣に「死」をイメージすると、次のようなことがわかる。
私たちにとって、もっとも大切なのは人とのつながりである。
人とのつながりを確信すると、プラス感情が生まれ、不安や恐れを克服できる。
プラス感情はプラスイメージを生み出し、どんな困難でも乗り越えられる勇気と信念を与えてくれる。

だから、わたしはいつも「死」のことを考え、記しているのだ。