歳をかさねて

高校のころは勉強から逃げ出したいと思っていました。
でも、大人になって仕事を一生続けなければいけないのも大変だなとも思っていました。
でも仕事を始めてみると、しんどいと思われる仕事の大変さよりも、将来どうなるかわからないという精神的な不安の方が大きいことに気づきました。

自分のやりたかったことを叶えられなかった人はこう言います。
「わたしには才能がなかった・・」
一方で、夢を叶え自分のやりたいことをやっている人はこう言います。
「やりたいことを情熱を持ち続けてきただけです・・」

失敗する人は自分の才能を頼りにするようです。
その結果、自分の才能をいかしながら成功できることは何か?を考えます。
一方で成功した人は、自分のやりたいことに対する情熱を頼りに、夢を叶えようとします。
別の言い方をすると「自分がどうしてもやりたいことは何か?」を考えるようです。

年齢を重ねてきた結果、「将来どうなるかわからない」という不安はなくなりました。
仕事は楽しいし、お客さんが喜んでくれるとほんとうに幸せになれます。
もし私がずっと郵便局にいて、定年退職をしていたとしたら今頃「定年うつ」になっていたかもしれません。(笑)
48歳の時に勤続30年で退職し独立して、ほんとうに良かったとつくづく思います。

 今でも妻は「あなた、仕事をしなくてもいいから家にいないで、どこかに行ってね」とけん制します。
毎日行ける事務所があって幸せです。