時には立ち止まって自分を見つめてみよう

ホスピス医の著書から

自分は不自由だ!
少しも思うように生きられていない!
やりたいことが全然できていない!
という思いに捉われてしまった時には、一度立ち止まって考えてみましょう。
自分はいったい何に縛られているのか?
本当は自分自身で「やらないこと」を選択しているのではないだろうか?
今のままの人生では、本当にいけないのだろうか?

肉体がこの世から消えても、大切な人とのつながりは残り続けます。
自分の行動に責任を持ち、できる限り人に迷惑をかけないようにしよう、自力でやり遂げよう、と思うのはとても立派なことですが、そうした思いが時には自分自身をひどく苦しめるときがあります。
真面目で責任感が強い人、完璧主義な人、何でも自分で抱え込んでしまう人ほど、心のバランスを崩しやすいのです。