怒りとは

いつも怒っている性格だとしたら、その人は一生何を感じることになるでしょうか。
怒りが生まれると「喜びを失います」ので、その人はずっと「不幸」を感じることになります。
怒りをコントロールできないと、幸せにはなれません。
本来楽しいはずの勉強も、良い点を取りたい、受験戦争に勝って合格したい、ライバルに差をつけたい、という気持ちを持ちますと、そこには怒りが生じます。

仏教では怒りを「火」に例えます。
自分の体に火をつければ、触れるもの全てを燃やすことはできます。
けれど、その前に自分が燃えてしまいます。
怒るということは、自分で自分を燃やし始めたということなのです。

怒っている時の自分を観察してみてください。
知恵も沸いてきませんし、イライラして適切な判断もできません。
才能のある人になろうと思ったら、怒りをコントロールすべきです。