幸や不幸は自分で決める

人生を楽しむための法則 小林正観

頼まれごとを「はい」と、好き嫌いを言わずにやっていくと、やがて自分がある方向に動かされていることに気づきます。
それに気づいたら、後は何も考えないで、ただ「はい」「はい」とやっていけばよいのです。
頼まれごとが来て、それを笑顔でやっていって生涯を終えるというのが、この世での使命、役割です。
「頼まれごと」とをされるのは、私が「喜ばれる存在」であるということです。
「喜ばれる存在」になること、それが私たちの人生の目的です。

目の前の現象について論評評価をする必要はなく、現在を私はどう生きていくのかについて考えればいいのです。
ですから、「こんなに嫌なことがありました」というような「嫌なこと」は、本来ないのだということです。
つまり、何が起ころうとも、それを私が不幸だと思ったら不幸、私が幸せだと思ったら幸せなのだということです。
幸や不幸という現象があるのではなく、幸と不幸は私自身が決めているのです。