幸せの姿

空気がなければ私たちは生きていけないにもかかわらず、私たちは空気の存在を忘れています。それは、空気があって当たり前だと思っているからです。でも、ちょっとハードな運動をして息が苦しくなると空気の存在を思い出します。

同じように、幸せの真ん中にいるときには「幸せの姿」が見えません。でも少し不幸なことがあると「幸せの姿」が見えるのです。「ああ、あの時はよかったな。幸せだったな」思えるのです。幸せは、後で気づくものと言われる所以です。

毎日過ぎ行く平凡なひととき、実はこれが最高の幸せのときなのです。