専門知識

わたしの落書帳から

将来、英語を使った仕事に就きたいとする。
翻訳や通訳、キャビンアテンダーなど。
もちろん英語を勉強するのは大事だが、それだけでは英語を使った職業につけるとは限らない。

通訳を1人採用したい企業の面接に行く。
そこに10人の志願者がいたら、企業はどうやって1人を決めるのだろうか?
英語力?
それだけではないだろう。
なぜなら、そこに集まっている10人はみんな優劣がつけがたいほど英語が堪能なはずだから。

英語力は決め手ではなく、単なる必要条件でしかない。
もし英語と同様に数学や歴史、物理や文学など自分独自の勉強をしてきたとしたら、通訳は難しいかもしれないが、英文で描かれた数学書の翻訳の仕事に就ける可能性は高くなる。
また日本史を勉強した場合、日本文化を海外の人たちに紹介する仕事を得る可能性もある。
このように、専門分野における知識を習得していれば、英語力は少し見劣りしても、企業から重宝される可能性は高いはず。