喜びとやる気があればそれが成功

パニック障害、僕はこうして脱出した 円広志

でも、成功っていったい何なのだろう。
仕事がうまくいってお金を得た人か。
しかし、それは違うと思う。
成功とは、もっと精神的なことだと思うのだ。
やる気と努力をもってやっていれば、それをもって成功だと僕は思っている。
結果は自ずとついてくると言いたいが、それが伴わなくてもいい。
今やっていることに、大きな喜びとやる気があり、努力していればそれ自体で成功なのだ。

現代生活を送る中でストレスを回避するには、人生うまいことサボることが大事と僕は思っている。
忙しい、忙しいと言いながら、さぼるスケジュールもきちっと予定の中に入れることが大事。
真面目で責任感がある人が追いつめられやすいし、パニック障害になりやすい。
パニック障害で苦しんでいる人は一度、スピードダウンして生活することをお勧めしたい。

また、結果を出さなければならない、勝たなければならない、といった思い込みも自分を追いつめるだけだと僕は思える。
結果がどうあれ、そこに一生懸命取り組み、充実感や達成感があればそれでいいのだ。

世間ではとかく、結果を出さなくては何の意味もない、勝たなければ意味がないと言われるが、それは会社の経営者などの社会の上層部たちの言い分でしかない。
言いたい人には、言わせておけばいいのだ。