問題の解決法

自分の問題を解決するには、「問題を他人に分かる言葉」に変換してみることです。
困った問題の根本に「一体何があるのだろう?」という問いを、人にアプローチ可能な問題に組み立てられれるかどうかです。
頭の中で考えるだけでは、問題がグルグル回転しているだけで、人にアプローチするだけの問題に仕上がりません。
一度、考えるサイクルを止めて、「問題」として言語化する必要があるのです。

言語化するには、まず「主語」と「述語」をはっきりさせなければなりません。
主語と述語を明確な言葉で、自分の置かれた状況や問題点、自分の今の感情を書き出してみます。
そして、他人に分かる具体的な言葉にしていくのです。

すると、この問題が自分の手に負えるものなのか、他人の介助が必要なのか、やり過ごしていいものなのか、立ち向かうべきものなのか、対策が見えてきます。
自分が捉われている感情が、「憎悪」なのか、「嫉妬」なのか、「怒り」なのか、「悲しみ」なのか、そしてそこにどんな問題があるのかが浮かんできます。
それが明確になれば、しめたものです。