信じる者は救われる?

人は誰でも見えない無数の糸でつながっていて、私たちの言動はこの糸を通じて世界中の人に影響を与えているとしたらすごいことです。
だから感謝や親切心が育まれると、それを他の人に与えたくなるのです。
素晴らしいことを教わったら、それを他の人にも教えてあげたくなるのです。
反対に親切にしてもらったら、その愛を外へ向けて発散させたくなるのです。

「もし自分の人生を親切にすることに費やし、自分にばかり専念する考えを捨てられたら、運命の創造の不思議さを感じられることでしょう」という話しを聞いたことがあります。
「与えれば与えるほど、あなたは無償の喜びを感じるようになり、その結果、必要とするものが手に入る」というものです。
「ほんとうかな?」と思うこともありますが、「そう信じてみよう・・」と思う気持ちの方が強いです。
「信じる者は救われる」からです。

親切にするということは、時間や誰かを特定して行ったり、ある特定の奉仕活動に携わることではありません。
生きていくうえで、常に心掛けていくことなのです。
何もマザーテレサのようになれ、というのでもありません。
自分の中の「エゴ」を少しだけ抑え、その分やさしさで埋めて、それを「外に発信しませんか」というわけです。
いいことをすることに条件をつけたり、お返しを求めたり、感謝やお礼を期待したりした場合は、それは無条件の奉仕でなくなるので気をつけなければいけません。