人生を共に戦ってくれる伴侶という存在

あなたはどのレストランで食べるか、どこで衣類を買うか、どのカフェに行くか、どの店で買い物をするか、などを決定づけているものは何ですか?
私がよく行くイタリアンの店は姉弟でやっているお店ですが、この2人はとにかく愛想がよくて、その上「孫をとてもかわいがって」くれます。
孫の誕生日を覚えていてくれて、誕生日近くに行くと「バースデイプレゼント」を用意しておいてくれます。
他にイタリアンのお店はたくさんありますが、当然このお店以外には行きません。
とても気分良く食事ができるので、お会計の時には少し多めにお支払いをさせていただきます。
2人は、愛想と笑顔でお客を引きつけるのです。
これが商売の秘訣です。

話は変わりますが、アメリカ人がなぜあれほど家庭を大切にするかといいますと、多民族がひしめく厳しい競争社会で戦う人間には、戦えば戦うほど深くなる孤独の不安あり、それを癒す場所がどうしても必要になるからです。
日本では結婚するとき「貧しい時も、富める時も、互いに助け合い・・」と誓うわけですが、結婚してしまうと多くの場合、結婚という形に安住し、仕事を口実に家庭を顧みない傾向があるように思います。

時代は変わりつつあり、人生の目標意識を持ってモチベーションを維持していかなければ、生きていくことが困難な時代になりつつあります。
どんなに能力がある人でも、1人だけで戦っていくことはとても難しいです。
人はそんなに強くありませんし、自分と違う価値観の話しを聞くと目が覚め、自分の殻を壊すことができます。
そのためにも、人生を共に戦ってくれる伴侶の存在が大きくなります。
お互いの夢や気になっていることを語り合い、無事人生の波を乗り切っていただきたいと思います。