人格者

人間が怒ったり腹を立てたりするのは、正義感から生じていることが多いようです。
自分が正しく、相手が間違っていると思ったときに人間は腹を立てるのですが、実は腹を立てている自分が一番損をしています。
自分が正義だと腹を立てているわけですが、怒ることは自分の体に火を放っていることと同じです。

キリストの言葉に、「裁くものは裁かれる。裁かぬものは裁かれない。許す者は許される。許さぬものは許されない」というのがあります。
裁く者の心の中は「砂漠」です。
許す者の心は「ラクダ」です。

どんな状況のときにも腹を立てない、怒らない。
常に「ありがとう」を言い、出てくる言葉は肯定的であり、その言動が人を和らげたり、穏やかにしたり、励ましたりする。
こんな人は、誰からも好かれるでしょうね。