世の中を見つめよう

世の中の役に立つ人間というのは、国や時代背景によって違ってきます。戦時中であれば、敵兵を一人でも多く殺せる人間が世の中の役に立ったことになってしまいます。現代はもちろん、人を殺アヤめれば大罪になり罰せられます。

また戦時中は「贅沢は敵だ、欲しがりません勝つまでは」と言っていました。それが戦争からわずか60~70年も経てば「贅沢は素晴らしい」に変化してしまいました。でも日本の人口の7倍近い8億人の人たちは、今でも生きていくのに必要な食料を得られていないという現実があります。

マスコミはグルメを題材にした番組を面白おかしく流しています。日々の忙しい生活の中に生きていても、世の中の現実を見ていこうという努力は続けていかないといけないのでしょうね。