これでよい!

死ぬとき幸福な人より

今の世の中では、「みんなよくできました!」という評価を得るために、一生懸命頑張っているように思えます。
ただ一方で、「よくできました!」という評価を求めること、つまり「完ぺきな自分でありたい!」と望むことが、苦しみにつながることがあります。

どんなに力を尽くしても、なかなか成果が上がらないとき、自分の力の限界を感じるとき、病気やケガなどで思うように体を動かすことができないときもあるでしょう。
また年齢を重ねれば、どうしても昔できたことができなくなります。
そんな時、完ぺきな自分でいることに拘っていると、どうしても不完全な自分へのいら立ちがつのり、自分には価値がないんだという気持ちになってしまったり、無力感にさいなまれたりします。

そこで「よくできました!」に代わる言葉を持っていただきたいと思います。
それは「これでよい!!」です。