わたしの落書帳から
豊かさというのは、モノの多さのことではない。
豊かさとは、心の状態のこと。
たくさんお金を持っていても、日々不足感に不満を持って生きている人もいるし、わずかな収入でも、この世のすべての豊かさを手に入れたように嬉々として生きている人もいる。
欲しいものを手に入れた後に訪れる感情は「不安」。
欲しいものを手に入れる前は、それを手にできればこれ以上幸せなことはないと思っていたが、実際に手にすると今度はそれを失うことが怖くなる。
その欲しいものは、自分の人生に必要か否かを考えなくてはいけなかったのだ。
他人がそれを持っているのが羨ましくて、自分も欲しくなっただけならそれは不幸の始まり。