苦痛から品性や希望が生まれる

明日この世を去るとしても今日の花に水をあげなさい 樋野興夫

生きていれば、つらいことや嫌なことの1つや2つは誰にだってあります。
私にだって怒れる日や落ち込む日があります。
それが人生というものです。
内村鑑三は次のような言葉を残しています。
「生ける魚は水流に逆らいて泳ぎ、死せる魚は水流とともに流れる」
私たち人間も魚と同じ。
日々我々は水流に逆らって泳いでいかないといけない。
なぜなら、それが生きている証拠だからです。

「苦痛なくして勝利なし。茨なくして王座なし。苦痛なくして栄光なし」
私たち人間は、苦痛がないと品性が出てこないし、苦痛がないと希望も出てこない。
今いる場所から一歩踏み出して、自分から希望を探しにいかないといけない。
受け身のままではダメ。
待っていてはダメ。
意識的に探さないといけない。
自分の役割や使命を見つけるとはそういうものです。
積極的に取りに行った者にだけ生きがいは与えられます。