死ぬときに幸福な人より
ろくな人生ではなかったが口癖の患者さんが、人生で失敗したこと、学んだことをブログに書くことを思い立ち、俺はこのために生きてきたのかな?と、笑顔でおっしゃったことがありました。
「自分はこのために生まれてきた」と心から思えたとき、人は大きな幸せを感じます。
若いとき、健康なとき、仕事ばかりに熱中して家族を大事にしてこなかった。
でも病気やケガをしたり、大きな苦しみや挫折を味わったりしたとき、人のやさしさ、ありがたさを知り、自分がやるべきことは、ただお金を稼ぐことや欲望を満たすことではないのだと気づきます。