ココロの架け橋 中野敏治
生徒は教師の教師なのです。
教師は生徒の生徒なのです。
教える立場にありながら、生徒から教わっているのです。
生徒に「教えてあげているんだ」という気持ちが出た瞬間に、生徒は教師から心が離れていきます。
生徒は輝いています。
それに気づくことができたとき、教師の教師は生徒だと感じられるのです。
生徒の輝きを見つけられるかどうかです。
こんな方法で生徒の輝きを見つけます。
ノートの表紙に「子どもの光発見ノート」とマジックで書きます。
そして、そのノートに「毎日〇人以上の生徒のよいところを書くぞ」と心に決め、生徒の素晴らしい所を書いていきます。
これを続けるだけで、生徒の素晴らしさを実感し、生徒から学ぶことが多くあると気がつくのです。