ココロの架け橋 中野敏治
「先生・・・いつまでも、いつまでも私の先生でいてくれてありがとうございます。私も母になり、いじめの事件や、連日のニュースを見て、自分の子どもたちの日々の出来事に振り回されています。自分のことのように辛かったりする子どものことに、どう向き合うのか、毎日が必死だったりして・・・。そんな時、いつも先生のフェイスブックに救われています。
先生のフェイスブックに「いいね」しかできませんが、励まされている教え子がここにいます。先生・・・ありがとう」
「先生には迷惑をかけました。だから、今を頑張って、頑張って・・・。それでも頑張って・・・で足りなくて・・・。あの時、頑張らなかった分、良いお母さんになりたくて・・・。我が子には、私の病気のお母さんにしてもらいたかったことを精一杯してやりたくて・・・。今の私は、良い旦那さんと同級生のママたちに支えられています。でも、辛い現実もあります。そんな時、先生が、先生のまま、フェイスブックでつながっていてくれるから、もう負けられないって思えるよ」
あのわがままな生徒が、時を超え私に感謝してくれたこと、立派なお母さんになっていること、尊い理念を持ち始めたこと・・・感動で涙が溢れました。
忘れてはいけません。
今は制服を着ている子も大人になり、家庭を持ち、子を育てるのです。
また教え子から人生の深さを学びました。