探しもの

わたしの落書帳から

職業の選択が自由でなかった時代では、精神的な強さが求められた。
今はどんな職業にでも就く自由があるので、「みんなと同じことをしていればいい・・」と考える人が多くなったような気がする。
自由が、精神力の弱さを露呈している。

人は何を探して生きているのだろうか。
1つは、自分の幸せを探す人々。
もう1つは、他人の幸せを探す人々。
自分の幸せを探す人にとって、この世は思うようにいかない、楽しいことの少ない空間であるに違いない。
反対に他人の幸せを探す人たちにとって、この世は喜びに満ちた、楽しいことの多い空間に違いない。
なぜなら、自分の幸せを探してくれる人は世界中で自分しかいないからだ。
反対に、他人の幸せを探している人にとって、対象者は世界中に無限にいるし、他人から喜ばれることは、自分もうれしいという能力を人間はいただいたからだ。