成功する人の心理データ

人が成功するかどうかは、あらかじめ決まっているのではないか?と疑問に思うことがあります。
集団の法則で見ますと、どんな逆境に陥ってもそれを跳ね返して自己実現していこうとする人が20人中1人はいます。

世の中には様々な能力開発があり、その大半は大脳新皮質に働きかけることで、思考や行動パターンを変えようとするものです。
代表的なものが、左脳の理屈脳をプラス思考にすることが成功の秘訣とされています。
しかし私たちには、異なった体質があり、同じように心にもそれぞれ異なった質があって、そう簡単には変えることができません。

成功した人の心理データを分析したものがあります。
成功した人たちは共通して「物事に感動し、感激できる」「自分の役割にがむしゃらに取り組める」「努力を努力と思っていない」「悪い結果は自分の責任」と自覚しているといいます。

なぜか、うまくいかない人たちの心理データもあります。
「未来より今の快楽に惹かれる」「感動することが少ない」「今やるべきことに夢中になれない」「努力は苦しいと思ってしまう」「不平不満を口にして、自己正当化ばかり主張する」傾向にあるようです。
こういう人たちが、「プラス思考」や「成功イメージ」をしても、難しいというデータもあります。

この本質的な違いはどこにあるのでしょうか?
無意識の感情や思考を促す「無意識の領域」で、物事に「肯定的」になっているか「否定的」になっているかの違いだけと言われています。