「手紙屋」 喜多川泰
自分がこれから、何かの役に立つ人間になっていこうと考えたとき、何かを成し遂げようと思ったとき、「あるもの」がなければ途中で必ず「そもそも、こんなことやって意味があるのかなあ」という迷いが生じてしまいます。
その「あるもの」とは、「意志」です。
意外に簡単な答えで驚いたかもしれませんね。
でも、この「意志」は、あなたの人生すべてを左右する力を持つんです。
意志の力が強い人は、どんなことでもやり遂げてしまいます。
反対に、意思の力が弱い人は、どれほど簡単なことでも達成することができません。
あなたが自転車で日本を1周することを考えてみてください。
絶対に必要なものはなんでしょうか?
体力でも、お金でも、食料やその他の道具ではありません。
「絶対にやる!と決めたことを、最後までやり通す強い意思」これさえあれば、どんなにお金や食料、寝る場所で苦労しようとも、最後までやり通すことができるんです。
自分にはとても無理、と思ったとしても、では、あなたより体力もお金も食料も持たずに挑戦した人には絶対に達成できないと言い切れるかというと、そんなことはありませんよね。
そう困難を可能にするのは「意志」の力なのです。