心は軽く

わたしの落書帳から

60歳も後半になってくると、身体は確実に衰えてきたのが分かる。
でも、心は錆びつかせないようにしている。
心が錆びつかないということは、欲を減らすこと。
若いときは、たくさんの欲があった。
今は、歳とともに欲を落としていく。
欲が減ってくると、心がシンプルになる。
持ち物には思い出があり、それを処分することで心は軽くなる。

次にやることは、怒りを減らしていくこと。
嫉妬・憎しみ・恨み・落ち込み・怯え・不安も怒りのうち。
気分が悪いのが怒り。
怒りも心を錆びつかせる。

若いうちは、他人の幸せがうらやましかった。
今は、人が幸せそうにしているのを見ると心が休まる。
子ども連れのお母さんを見ると、心の中で「おかあさん、がんばれ!!」と応援したくなる。