「手紙屋」 喜多川泰
絶対の自信というのは、反復練習によって生まれます。
頭が真っ白になっても身体が勝手に動く状態にまで繰り返し練習してこそ、何とも言えない安心感、つまり「心のゆとり」を持つことができるのです。
やるべきことが多くなり、時間的には余裕がなくなったけれど、そういう時は不思議と不安はないと思うんです。
体力的にはつらいかもしれないけれど、精神的にはすっきりしている、その状態こそ、まさに「心のゆとり」なのです。
勉強して心のゆとりを持つ方法は、周到な準備と反復練習によって、絶対の自信を自分でつくり上げるしかありません。
それが分かれば、その後の人生も同じだということが分かるようになると思います。
あなたがより良い人生を望み続ける限り、自分のやるべきことは自分で増やし続けていくことになります。
そんな中でも、心のゆとりを持って生きていくことはできるのです。
事実、ゆとりを持って生きている人の多くが「超多忙の人」です。
反対に、そうでもない人に限って、不安を抱えながら生きています。
ここでいう「やるべきこと」とは、「将来の自分のために今やっておきたいこと」であるのは言うまでもありません。