ゼロで死ぬ ビルパーキンス
死は人を目覚めさせます。
死が近づいて初めて、私たちは我に返ります。
先が長くないと知り、ようやく考え始めるのです。
自分は今まで一体何をやってきたのだろう?
これ以上先延ばしせず、今すぐ本当にやりたいこと、大切なことをすべきです。
普段私たちは、まるで世界が永遠に続くかのような感覚で生きています。
確かに、毎日、人生最後のような気持ちで生きるのは難しいです。
そんなふうに考えていたら、誰も仕事なんかしないし、テスト勉強もしません。
喜びをある程度先送りすることは理にかなっていると思います。
でも残念なことに、私たちは喜びを先送りしすぎています。
手遅れになるまでやりたいことを我慢し、ただただお金を節約します。
人生が無限に続くかのようにです。