人生は楽しむためのもの

人生を楽しむ 小林正観

この社長には、人生を楽しむという概念はなかったのです。
なので、「それでは聞く。人生をどれほど楽しんできたか?」という問いに答えられず、絶句してしまったのです。
「あの声」はこう言ったそうです。
「あなたは人生について考え間違いをしていました。もう一度やり直しなさい!!」
「えっ」と思った瞬間に目が覚めました。
生き返ってしまったのです。
そして社長はその後、全く違う人格の人になり、ニコニコして楽しい、誰からもその存在が喜ばれる人になりました。

魂が未熟のときは、病気や事故、いろいろな出来事について「つらい」「苦しい」と捉えます。
でも魂が進化すると、出来事すべてが「楽しい」と思えるよになり、「おかげさまで成長できた」「ありがたい」と捉えるようになります。
人生はいろいろな修行の場ととらえることで、「つらい」「苦しい」という感覚からは卒業できますが、本来人生は「修行」のために設定されているものではありません。
人生は楽しむためのものです。