死ぬときに幸福な人より
人生の目的とは何でしょう。
偉くなったり、金持ちになったり、会社で重要なポストを任されたりすることでしょうか。
いいえ、違います。
それらは目標であって、目的ではありません。
元気なときには、会社や肩書があるからいいでしょう。
自分は偉い、自分は恵まれている、最高に幸せ、と感じられるかもしれません。
ところが予期せぬ出来事が起こり、一線を退くことになってしまうとその途端、行先を見失い、うつ的症状を呈する人がいます。
それは、なぜでしょうか?
自分が、人生に期待しすぎていたからです。
私は仕事をしながら、衣食住が足りるものであればいいと思っています。
経済的に自立できさえすれば、地位や名誉なんてどうでもいいと思います。
生きがいややりがいは、別の所に見つければいいのです。
自分の人生に期待しないことです。
反対に、自分は人生から期待されている、と思えばいいのです。