世の中を俯瞰してみると

私たちは普段、忙しすぎて目の前のことだけに必死になって生きています。
視野はすごく狭くなり、人のことを「思いやる余裕」すら持てません。
そんな日常から離れて大自然に触れると、視野はグッと広がり、この世界には自分以外の人もたくさん存在して、自分が生きている世界だけがすべてではないことを実感できます。
空から下界を見下ろす視点に立てば、生きている「醍醐味、面白さ」が分かります。

どんなにお金持ちであっても、どんなに美しい人でも、どんなに頭が良くても、人間である以上、誰でも生きるのが苦しい時はあります。
でも、それらを生き抜いて「今の自分が存在する」のも事実です。
過去のどんな出来事も、何か1つ欠けていたら今の自分はいませんでした。
ということは、人生において「無駄だな」と思えるようなことも、実は大切な事柄だったのでしょう。