リラックスしているときに閃きが

わたしの落書帳から

若いころから仕事に邁進してきた。
18歳で同棲して、20歳で長男をもうけ、27歳で長女をもうけ、家族を食べさせていくのに必死だったから。
年功序列の当時は、先輩の2倍働かないと一人前の給料がもらえなかった。
働き出して50年になる。
今でも、自由時間が苦手だ。
のんびりしているときに、罪の意識を感じることもある。
「こんなに、のんびりしていていいのだろうか?」と。

そんなとき、もう一人の自分が呟いてくれる。
「もう、いいんじゃない。おまえは、じゅうぶん頑張ってきたと思うよ。今は成果を求めるときではなく、人に喜んでもらえるようにするだけでいいんじゃない!」と。

人生には緩急のリズムが必要で、休むときは思う存分時間を無駄にした方がいいという。
何もしない時間から、リラックスすることを学ぶのだ。
なぜなら、リラックスしているときに重要な閃きが生まれるからだ。

わたしは、のんびり休みを謳歌できる人を尊敬している。