人のご縁ででっかく生きろ 中村文昭
僕は素直な人間です。
時々アホかと言われるくらい素直なのです。
ですから、いい話しを聞くと、はりきってしまいます。
「これはすぐ使えるなあ」といか「よしよし、いい話しを聞いたぞ。早速やってみよう」などと考えながら、舌なめずりして聞いているのです。
ところが、多くの人が会場を出たかでないかというときに、「いい話しだった。感心した。でもね・・・」と、自分にはできない理由を数えたてるのです。
講師の話しを聞いているときは、感心してフムフムとうなずいているのに、直後に「でも・・・」が始まります。
「でも私は主婦だし・・・」
「でも今は仕事が忙しいし・・・」
「でももう年だし・・・」
「でもこの人は特別だから・・・」
概ねこんなところでしょうか。
僕たちは何のために勉強会や講演会に足を運び、人の話しを聞くのでしょう。
そこで聞いた話から、自分の生き方のヒントを見つけるためではないでしょうか。
「でも・・・」とできない言い訳をするためだったら、本を読む必要もなくなります。
誰かに出会う必要もありません。