「こんな人生なら生まれてこなければよかった」「もっと別の人生に生まれてくればよかった」と思ったことはありませんか。
これは空想の中で「人と比べた」結果、沸き起こる感情かもしれません。
ですが、自分が実際に生きることができるのは現実のこの1回だけです。
今生きている現実の人生を、頭の中で想像したにすぎない別の「私」と比較して「あっちの人生の方がよかった」とか「あっちの人生の方が幸せだった」というのは、本来「比較してはならないもの」を無理やり比較するという誤りに陥っています。
今現実に「進行中の人生」は、他のどんなものとも比較することができないからです。
「こんなことなら生まれてこなければよかった」と嘆いても、何も解決しません。
現実には、すでに生まれてきてしまっているからです。
嘆いても解決しないのなら、いっそのこと「すべてを引き受けて!」前向きに生ききることで、「何のために生きるのか?!」という答えを見つけようとしてはいかがでしょうか。
「死によってすべてが無になってしまう」にもかかわらず、「生まれてきてよかった!」と心の底から思えるような可能性を探るのです。
これからの「生き方次第」で、後悔続きの過去の「生き方を刷新」することができますし「生まれてきてよかった」と思えるようになるのですから。